気になるうどん屋

家の近所に気になるうどん屋があります。

住宅街の外れにポツンと建っているのですが
おっそろしくボロボロの掘立て小屋のようなバラック作りで
おそらく昭和初期からそのままの佇まいなのでしょう。

とにかく半端ない風情のうどん屋なのです。

仕事の帰り道、必ずそこを車で通るので
通るたび気になってじっくり見るのですが
いつもシャッターが固く閉ざされています。

しかし、看板のネオンは煌々と明かりがついていて
力ない筆圧で書かれた「うどん」という赤い文字がたよりなく光っています。

会員制なのか、
ちょうど私が通る頃にタイミング悪く閉店しているのか、
非常に謎めいています。

中のつくりはどうなっているのか、店主はどんな人なのか
どんなうどんがでてくるのか、興味が尽きません。

高級レストランの贅沢な食べ物よりも
私はあそこのうどんを一度でいいから食べたい!と思う今日この頃です。

この投稿は 2011年8月14日 日曜日 6:30 PM に 店舗スタッフ カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。

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